レーシック保険情報TOP > 保険 > 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」レビュー
世界にひとつしかない「黄金の人生設計」レビュー
世界にひとつしかない「黄金の人生設計」については、SNS上でのいいウワサが多かったので早速購入してみました。
買ってみてみてなるほどと思いました。レビューにも、
■金融商品をどう捉えると黄金の人生を手にいられるかが書かれています。
・文庫本化にあたっての橘さんのプロローグがズバズバ刺さります!
本書が最初に出されたのは1999年。そして文庫化が2003年。
その時点の見解としてこうあります。
「本書の指摘の多くが現時点でもそのまま通用する。
公的年金や企業年金、医療保険制度が構造的に
破綻せざるをえない理由を本書でも述べたが、
それと全く同じ議論が現在も繰り返されている。?中略?
”改革”に明け暮れた4年の歳月を経ても問題は何一つ解決されず
私たちは今も同じ場所に留まり続けている。」
・本書は以前読んだことがありました。
上記の前書き通りのことがあれから4年経った2007年現在も
全く解決されぬまま、自民の総裁選そして自民と民主の茶番が
繰り広げている。そしてそれは表面的現象で、
本質は官僚達の省益・権益争いだ。
・本書には駄目な理由とどうすべきかが説得力持って展開されている。
政策立案者は少しでも国のことを考えて、今すぐ何とかして欲しい。
・本書は、不動産、保険、年金の3本柱で構成されている。
どの項も素晴らしい。不動産購入の前には是非目を通すことをお勧めしたい。
・不動産について本書の結論:
?「不動産神話」は1970年代に終了している。
?不動産を投資と考えた場合、その他の投資、たとえば株式投資に比べて
取得コスト(取得するだけで7%程度かかる)、保有コスト、売却コストが
高すぎて、相対的に非常に割高。
?日本における「新築至上主義」の悪影響の指摘。
(日本の住宅耐用年数は30年<米国80年<英国140年
=これは質の悪い住宅を大量共有して回転させる悪しき住宅メーカー
の販売戦略に踊らされている国民の愚であると。)
?不動産特有のリスクが多々ある(欠陥住宅など。)
?また、長期的には少子化による人口減少で地価下落圧力は大きい。
?都市圏の不動産はかなり割高
→明治時代は生涯を賃貸で終えるのが当たり前だった。「持ち家こそが
人生最大の目標」というのは戦後50年の間に作られた妄想である。
本書を鵜呑みにしない判断力が経済的自立への第一歩
世に蔓延するマネーの常識に淡々と異議を唱える「ゴミ投資家シリーズ」から派生した新シリーズ。著者のシニカルかつ冷静ぶった語り口は「悲観論は論者を知的に見せる」の格言通り、読んでいて自分がさも"勝ち組"の側にいるような錯覚を感じてしまうが、ここで鵜呑みは禁物。著者は旧来の持ち家神話・生命保険神話を「高度成長(=インフレ期)時代の遺物」と切り捨てるが、著者の主張にしたって逆の見方をすれば「デフレ期を前提とした決め付け」と言えなくもない。後半になると、「サラリーマンは搾取される可哀想な人種」とばかりに、年金や保険制度の不備を役人批判を交えつつ断言口調で書いているものの、これも論理の飛躍が随所に散見される。例えば「厚生年金基金は絶対上手く行きっこない」と断言している箇所だが、確かに一昔前は予定利率は5.5%で固定されていたが、現在は(つうか本書の刊行時には既に!)予定利率は自由化されており、本書の批判は当たらない。
全般的にマネー勉強のきっかけとしては面白い読み物だとは思うが、本書を鵜呑みにして「公的年金はねずみ講」「法人成りして経済的自由をGET」などとしたり顔で語っているようでは、経済的自立など覚束ないことだけは確か。本書の内容すら疑ってかかる判断力・洞察力こそ経済的自立への第一歩である。
必読の本
橘氏の本はこれが一冊目です。
海外投資を楽しむ会のホームページで知り、とりあえず注文してみました。
独特の語り口は鋭くて、かつ、笑えます。
しかしながら、著者の切り口はまっとうで、現実が過激だったのねという印象をうけました。
無知は最大の罪といいますが、知らなければいけなかったことがここにたくさん
詰まっています。これ以上、無知でいてはいけないと気持ちを奮い立たされました。
ここ、10年ほどのうちに、友人、知人がせっせと若いうちから住宅購入だ、生命保険だ、
結婚、出産だと「着実に」まともな人生を築いていくのを見聞きしていましたが、
ここ数年は、景気の停滞や住宅ローン、離婚の危機、子供の教育費用云々などで
まるで人生反転したかのような人々を多くみるようになりました。
この本を読んで、なんでそういう人がここのところ続出しているのか理解しました。
個人的には、不動産購入、生命保険というのはまるで関心がなく、運と縁あって、海外で生活
をすることになり、もし、大きな資産を日本で購入していたらこうは暮らしていなかった
だろうと思い当たりました。安定、安心を求めるのは人の常ですが、よくよく
知識をつけてからよい決断をしないと、それがかえって手かせ足枷となり、身動きの
とれないまま不本意に人生を終える状況へと自分をおとしいれてしまう・・・
安定、安心というもの自体、実は幻のようで、自己責任で人生を生きていくよう
腹をくくる覚悟をうながす本でした。素晴らしいの一言。
日本だけがなにも危機的状態にあるのではないと思いますが、この本を読んで、
今いる国の現実と比べても、あきらかに日本では先進国の国民として持つべき
権利を勝ち取ってきていないと思いました。
なによりも肝心なのはまずは「知る」ことだと痛感しました。
日本は大切な祖国です。離れてはいても、みんな幸せに無事で暮らして欲しいと思いました。
著者のジャーナリスト魂というか、良心と情熱に敬意を表します。
数年が経っていますが、それでも尚、読んでおかれることを強くお勧めします。
実際のリアルで会える人だけだとどうしても情報収集が遅くなってしまうので
レビューやアドバイスには本当に助けられています。
価格は¥ 840とまだやや高めなのですが、買ってみて損はないという感じです!
世界にひとつしかない「黄金の人生設計」
橘 玲

定価: ¥ 840
販売価格: ¥ 840
人気ランキング: 4428位
おすすめ度: 
発売日: 2003-11-21
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送